ホントは今日が本番だったのですが、あいにくの天気。
ゆっくりチェックアウトしておみやげ屋を物色しました。たこわさとイカの一夜干しをGET。
江之浦港を過ぎたあたりには雨も上がり、天気も回復してきました。ただ赤潮の帯がすごく、江之浦港は真っ赤っ赤で釣り人も先端の一人くらいでした。
一瞬晴れ間も見えてきたので小田原マリンでエサと仕掛けを購入して岩港まで戻って陸っぱりで軽く勝負することに。
岩港です。真鶴道路の下にある小さな漁港です。落ち着いた静かな雰囲気です。アオリイカの実績もあるのだとか。
港内にはイワシっぽいのがちらほらいましたが釣り禁止なので石積み場で。釣れそうな雰囲気はあります。足場は比較的良いです。メジナ釣りの方が一組いました。
今回はボートメインだったので陸っぱりのタックルは皆無。小田原マリンで買ったチョイ投げ仕掛けとボート竿で頑張ります。スピニングは持っててよかった。
…渋い。雰囲気のいい杉田みたいな感じだ…しかも海藻が生い茂っているので投げ釣りは手前がしんどい。浮きやフカセのメジナ狙いがおもしろそうだがタックルがないのでしかたない…
魚紳さんが置き竿でたそがれる中、三平くんの声が!
この厳しい局面でササノハベラHIT!手前の藻場の中を探ったそうな。スクイズで1点!
おみごと。
…三平くん、私は釣りの原点を忘れていたようだ
ボート釣りを始める前は陸っぱりでどんな魚でも釣れればよかった。YSHなんて言葉も死語になてしまっていた。何度も探り、そのYSHを見極めて何度もバラし苦労して釣り上げる気持ちを忘れてしまっていたようだ。
本家釣りキチ三平の本物の?魚紳さんの好きな言葉
・三平くんが石鯛に根にもぐられてしまって引き出そうとしたときのシーン
「われわれ大人は釣りに限らず固定観念にとらわれやすく、すぐものごとをきめつけてかかるくせがある。その結果、窮地にたてばあきらめて打ち破る努力をしない。しかし三平くんにはそれがない。自分がいいと思ったことはすぐ実行に移してしまう。」
「海底の根は複雑で想像どおりに魚がもぐっているとは限らないというのは大人の考えです。三平くんにはそんなことはどうだっていいことで、ただありうる可能性にひたすら挑戦しているのです」
「おれはそれでいいと思うし、すばらしいことだと思う」
小学生のころ、ミャク釣りでひたすら探っていたことを思い出しました
さらに三平くん穴釣りでカサゴHIT!きれいです。魚紳さんも負けていられません。
魚紳さんも穴釣りでササノハベラHIT!
ボート竿の根本を持ってこんな穴を攻めていきます。穴釣り用の短い竿を常備しておくのもいいかも?
魚紳さん、穴釣りにしてはなかなかのカサゴHIT!本来の釣りの楽しさってこうですよね。
さらに魚紳さん、正体不明の魚HIT!何者だ!?
な ん か ヒ ゲ は え て る
根魚キラー、三平くんも負けじとHIT!メバルかと思ったけどちょっとちがう。クロソイかも?
ゴツイ海藻の影によくよく見ると魚がいました。やっぱりこういうところを魚は好むのですね。
魚紳さん大カニもHIT!
簡易ブラクリ仕掛けを作り海藻の中を探ると先ほどの謎の生物再びHIT!
今度は腹パンでそこそこのサイズ。
あとで調べたらどうやらドンコ(エゾイソアイナメ)で東北ではよく食べるようです。肝がうまくて鍋とか煮付けにするとかなり美味とのこと。。。知らなきゃグロテスクだが。。。
三平くんもダメ押しでササノハベラHIT!
3時間ほどでしたが8匹と健闘。持って帰るレベルではないがこれは勝利といえるな。メジナの人はそこそこのサイズを2枚上げていました。すごいなぁ。
漁港の片隅にいた海岸ネコちゃん。適度なちらかり具合が味をだしてる。
伊東のボートは残念でしたが、少しでも楽しめてよかったかな。初心をとりもどして結果オーライかも(笑

なにげに魚紳さんのウマズラも30cmオーバーしてました。予想外の獲物でしたが、いつも通り肝あえで刺し身が絶品でした。釣り人の特権ですね。ウマヅラでも本家のカワハギとも遜色なかったです。
厳しいながらも伊豆遠征は勝利かな。4勝4敗で5割に持ち込んだか。
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